高性能住宅とはどんな家?メリットも併せてご紹介します

高性能住宅という言葉は、新築やリフォームを計画する際に多く耳にするかと思います。
名前からは機能性が高い住宅のことだと想像できますが、具体的にどこが良いのか分からないと積極的に取り入れようとは思わないでしょう。
そこで今回は、高性能住宅とはどんな家なのかをご紹介します。

□そもそも高性能住宅とは?

「高性能住宅」とは、安全性や住み心地を高めるために、あらゆる点で工夫が施された住宅をいいます。
各性能に明確な基準値が設けられている訳ではありません。

しかし、高性能住宅と呼ばれるものには代表的な4つの特徴があります。

1つ目の特徴は、「断熱性」です。
熱を外に逃がさず、高い断熱性を持ち合わせます。
断熱性を高めるために、住宅の壁や床内部に優れた断熱材が施工されている場合が多いです。

2つ目の特徴は、「気密性」です。
家中の隙間をできるだけ無くして、外部と室内の空気の出入りを最小限に抑えます。
外気が室内に入り込みにくいので、家が温まりやすくなります。
寸法誤差を少なくしたり、建材と建材の接合部を気密テープで塞いだりして、気密性を高めるのが一般的です。

また、断熱性を高めて外に熱が逃げないようにしても、気密性が低いと結局外から冷たい空気を取り込んでしまうため、断熱性と気密性はセットで考える必要があるでしょう。

3つ目の特徴は、「耐震性」です。
地震に強い家であることは、地震大国である日本の住宅にとってとても大切です。
地震の揺れを吸収して抑える減震システムが採用されていることもあります。

4つ目の特徴は、「耐久性」です。
長く住み続けられる耐久性の高い住宅であることも、高性能住宅の要素のひとつです。
家の基礎を組み立てる際の工法や、耐火性・耐久性の高さなど、住宅の耐久性はあらゆる側面から成り立ちます。

□高性能住宅のメリット

*ヒートショックのリスクが低い

ヒートショックは、温度の急激な変化により血圧が上下することで、脳卒中や心筋梗塞といった症状を引き起こすことをいいます。
親と同居する予定のある方にとって、ヒートショックのリスクが低い点は大きなメリットでしょう。

*光熱費が抑えられる

高性能住宅では、一般的には冷暖房設備が効きにくいとされる吹き抜けリビングやリビング階段のような開放感のある間取りでも、エアコン1台で十分快適に過ごせます。
初期コストはかかりますが、長い目で見たときにお得です。

□まとめ

今回は、高性能住宅の代表的な要素と、メリットをご紹介しました。
高性能住宅とは、断熱性・気密性・耐震性・耐久性が高く、安心して快適に暮らせる家のことをいいます。
高性能住宅へのリフォーム、リノベーションをご検討の際はぜひ当社にお任せください。

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