家の健康への影響とは?詳しくご紹介します!

トイレ、風呂、キッチンなど生活に必要な機能が揃った住宅であれば、住宅としては十分だと考えている方はいらっしゃいませんか。
実は、長い年月を過ごす「家」は健康と密接な関係があります。
悲しいことに家が健康被害の原因となる例もあるのです。
今回は、家が私たちの健康に与える影響についてご紹介します。

□住宅と健康について

私たちは人生においてかなり多くの時間を家で過ごします。
そのため、私たちの身体も少なからず家からの影響を受けます。
それが、良い影響であれば素晴らしいことですが、場合によっては健康を損なうような、悪い影響を受けてしまうこともあるのです。

健康被害を与える住宅の要素として、まず挙げられるのは「寒さ」や「温度差」でしょう。
寒さは、冷え性につながり、室内の温度差は心配に負担をかけ、ヒートショックを起こす原因にもなります。
温度差があるとできる結露が原因で、カビやダニが発生し、アレルギー症状を引き起こす場合もあります。

また、住宅を建てる際に使用された化学物質が健康被害を起こした実例もあります。
化学物質過敏症、時にシックハウス症候群と呼ばれるこの病気は、実に59パーセントが住宅の化学物質が原因で引き起こされていると言われています。

□化学物質による健康被害

前章で挙げたシックハウス症候群は、子供のアレルギーや、慢性疲労、記憶力の低下、頭痛、鼻血などの諸症状を引き起こします。

シックハウス症候群を引き起こす原因となっている化学物質はVOC、別名揮発性有機化合物で、塗料や接着剤の溶剤の中に含まれています。
残念ながら、接着剤なしで住宅を建てることはできません。

ではこういった化学物質による健康被害を減らす、また自分が受けないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
VOCは気化して空気中に漂い、人体に入ってきます。
それを防ぐために換気を良くすることです。

また、最近は、VOCを含まない素材や建材を使った健康志向の家を売りにしている建設会社が多くなってきています。
そういった健康志向の住宅は24時間換気システムが導入されているものも多いので安心です。

□まとめ

今回は住宅と健康についてご紹介しました。
恐ろしい話が多く、ショッキングだったかもしれませんが、これも一つの現実です。
しかし、素材にこだわった建設会社を選んだり、気密性、断熱性に優れた住宅にしたりすることでこういった悩みは限りなく小さくできるということもまたひとつの事実です。

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